講演

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2018.05.10 ホワイトセミナー講習

ホワイトファイルセミナーで講習を行いました。


ホワイトファイルセミナーとは、国土交通省の地域建設産業活性化支援事業として行われているもので、CM方式(コンストラクション・マネジメント方式)・RM方式(リノベーション・マネジメント方式)の普及と、それらの方式を実践できる中小事業者のホワイトリストをファイル化することを目的にしています。つまり、本セミナーを受講することを通じて、建築家・中小建設事業者へのCM方式・RM方式を採用する教育カリキュラムを実践し、健全でかつ質の高いマネジメント方式が日本に普及することを目指しているものです。

詳細については、下記をご覧下さい。
http://white-file.com/


今回で本セミナーは3回目の開催になりました。
当日の私の講習は、展開編の「建築マネジメントと法律」です。基礎編の「RM契約・契約約款」は昨年11月に実施しました。
講習のタイトルはこれまでと同じですが、昨年12月に(一社)日本コンストラクション・マネジメント協会から「CMガイドブック」(第3版)が7年ぶりに改訂され、日本のCMスキームも随分進化したことに伴い、内容は新ガイドブックに沿ったものに変更しました。
段々とCMやRMが浸透してきていることを実感します。


2018年5月10日 建築マネジメントと法律(2018.05改訂)(PDF 0.4MB)

 


2018.02.26 法令部会パネルディスカッション

一般社団法人日本コンストラクション・マネジメント協会(日本CM協会)関西支部法令部会主催の基調講演とパネルディスカッション「マンション大規模修繕で見えた課題と地域型CMモデル~リノベーション工事や小規模工事におけるCM方式の活用~」がグランフロント大阪で開催されました。


基調講演

基調講演では、私が「マンション大規模修繕の利益相反行為で見えた課題」と題して、近時マンションリフォーム技術協会、国交省、メディアなどで取り上げられている建築コンサルと工事業者による談合、情実選定、キックバックなどの実態と問題点、それが管理組合に与える被害を具体例をあげて指摘しました。また最後に、コンストラクション・マネジャーが参加するCM方式によればそれらの問題点が改善できるのか、CM会社はマンション大規模修繕のようなリノベーション工事をはじめとする小規模工事にも地域型のCMとしてもっと積極的に参入すべきではないかといった点を検討点として提案しました。


続いて、パネルディスカッションでは、相良範浩氏(㈱アクア〔CM会社〕常務執行役員)、生島宣幸氏(㈱日積サーベイ〔積算〕代表取締役・(公社)日本建築積算協会理事・会員委員長)、江口正剛氏(明豊ファシリティワークス㈱〔CM会社〕執行役員第一PM本部長)、岡廣樹氏((一社)日本リノベーション・マネジメント協会会長)、島田鉄也(㈲ビームスコンストラクション〔施工業者〕代表取締役)に登壇いただき、先ほどの問題点や検討点について大いにディスカッションしていただきました。ディスカッションは多岐にわたり、非常に興味深く、参考になる意見も多数出されました。以下、主だったものをあげます。


(1)マンション大規模修繕の利益相反問題では格安コンサル料(赤字)を提示したコンサルが選ばれてしまう点が問題だったのですが、パネラーから「発注者の意識改革が重要であり、CM業務の有効性や効果を十分に理解してフィーを支払う価値を認識していただくために、実例での説明などを通じて実績・経験・専門分野での知識などをアピールしている。また、フィーの算出根拠を詳細な内訳にて提示するようにしている。」といった紹介がありました。
マンション大規模修繕におけるコンサル選定でも、コンサル側でコンサルフィーを構成する明細とその業務内容(コスト)を具体的に説明することと、管理組合側も入札価格だけでなく、その具体的な説明を聞く、コンサルの実績・評判等の情報を入手する、場合によっては第三者のコンサルの意見も聞くなどして、適正コンサルフィーを提示しているコンサルを選定するといった姿勢が必要だと思います。


基調講演

(2)悪質コンサルの場合、修繕積立金目一杯の工事見積をし、選定工事業者も同様の見積をするといった「過剰見積」が問題となっていますが、これについてはパネラーから「積算士の資格を持った積算者に積算させれば一定程度の精度で数量や予算の算出してくれる」といった提案がありました。
管理組合としてはコンサルや工事業者から大規模修繕積立金に近い見積が出てきた場合などおかしいなと思う見積の場合には、積算事務所に第三者の立場で積算してもらうことや、マンション大規模修繕に詳しい会社に修繕対象工事の概要となる資料(見積書、設計図など)を見せて本当に今回の大規模修繕に必要な工事に限定されているかどうかを診断してもらった方がいいと思います。


(3)談合、情実選定などの不公正な業者選定については、パネラーから「世の中に公表されている施工会社の売上高の順位表などからその工事に適していない会社を削除したロングリストというものを作り、その中から発注者のご意見をお聞きして絞り込み、各社に受注の意思があるかをCM会社が確認していくことが多い。民間企業では『最終どこに声をかけるか』を極秘にするために、ごく一部の上層部の方しか知らされないようにする。
たとえお客様紹介の施工者が参加することになったとしても『入札期間中は接点を持たない』ことを徹底してもらう。入札金額が他の施工者に漏れないようにする方法として、敢えて同日着の郵送としてもらい、発注者とCM会社が立ち会った上で開封を行うようにしている。通常はビデオ録画まで行なう。」という紹介がありました。マンション大規模修繕では入札条件を調整することで協力業者以外の工事業者を参入できないようにしているということが明らかになっていますが、入札条件について管理組合はコンサルに任せきりにすることはしないで、技能がある専門工事業者であれば広く参加できるような入札条件を設定させるといった工夫が必要でしょう。
時間と手間はかかりますが、まず技能のある専門工事業者であればだれでも参加できる条件で第1次入札を行ってロングリストを作り、そこからコンサルの意見を聞いてショートリストを作成し、第2次入札を行って選定するといった方法もいいかもしれません。悪質コンサルであればそのような入札方式に反対するでしょうし、仮に賛成してもロングリストからショートリストに絞り込む際の説明に窮すると思います。


基調講演

(4)悪質コンサルの場合、工事業者からキックバックをもらっているため監理が甘くなるという問題がありますが、この点についてはパネラーから「CMrは、発注者側の主体。発注者・施工者・設計者・工事監理者はホットグループに属するが、CMrはコールドグループに属する。冷静に全体を俯瞰することによって、工事監理だけではなく、工事の品質についてもチェックすることができる。」といった指摘がありました。基本的にマンション大規模修繕におけるコンサルの使命もCMrの役割と共通していますので、CMrがコンサルとして参入すれば、CMは発注者の立場に立って行うという観点から、このような杜撰な監理を防ぐことが可能になります。


(5)悪質コンサルのキックバックは古くからあるマンション大規模修繕の悪弊ですが、パネラーからは「弊社もデザイン住宅で有名なある設計事務所から営業代として工事金額の一割を納めることを条件に仕事の依頼があったが、弊社はこれを断った。発注者にとってキックバックは建設業界の闇の部分そのものであり、業界として根絶すべきものであると思う。必要悪とも思えない。小規模建築物ではこのような事例が後を立たない。少なくとも川上側の人がこのようなことを行っていくと、建設業界の信頼どころか、不信感を増幅させる一因になってしまう。小規模であっても、CM方式に於いて、透明性を担保すべきでオープンブックを採用すると効果がある。」といった発言がありました。
このような毅然とした対応をする施工業者が増えてゆけば健全化が進みますが、他方でオープンブック(コンサルと工事業者間、各工事業者間の資金の流れ等の情報を管理組合に開示すること)による透明化や、キックバックをコンサル契約や工事請負契約で禁止するといった方法も役立つでしょう。


(6)最後に地域型CMとしてのリノベーション工事や小規模工事についての実例をパネラーからご紹介いただきました。マンション大規模修繕への実例はまだまだ少ないですが日本RM協会の会員が中心となって実績をあげています。それ以外では。オフィスビルや商業施設の改修工事、大学の学舎整備、ホテルのリノベーション工事、既存建物のリニューアル・リノベーション工事、また町の自治会館の修繕工事なども紹介されました。実際にはまだまだ注目されていませんが、地域型CMとしても十分実施可能なリノベーション工事・小規模工事のCMも今後はもっと発展していってもいいと思います。


当日は、約50名程度の参加を得て盛況に行われました。
最後に、古阪秀三先生(立命館大学OIC総合研究機構グローバルMOT研究センター・客員教授。元京都大学大学院工学研究科建築学専攻・教授)に今回の利益相反問題と建築業界について貴重なご意見を賜りました。

2018年2月26日 マンション大規模修繕に必要な倫理(PDF 0.3MB)


2018.02.17 価格開示方式監理技術者養成に係る講習

一般社団法人日本リノベーション・マネジメント協会(日本RM協会)主催の「価格開示方式主任・監理技術者講習」が、2月3日から2月17日かけて鹿島建設㈱関西支社で開催され、私も2月7日に「監理技術者の基本的知識 価格開示方式の倫理」について講習を行いました。


2018年2月17日 価格開示方式管理技術者養成講習(PDF 0.2MB)


「価格開示方式主任技術者」及び「価格開示方式監理技術者」は、ともに価格開示方式によ る工事等に係る統括工事マネジメント知識や技術に習熟した者を認定資格者として認定することで、透明性の確保・質の維持・向上を図るという目的のもとに日本RM協会が平成29年度に創設した資格制度です。
受講者は本講習を受講し終了考査で合格することでそれらの資格を取得することができます。


ご興味のある方は、下記サイトをご覧ください。
http://www.rma-j.or.jp/


2017.12.02 神戸中央マンション交流会で講演しました。

私が日本全国でマンション大規模修繕工事についての倫理講演をしていた関係で、神戸中央マンション交流会から講演を依頼され、去る12月2日に、新大阪のニューオオサカホテルで開かれた管理組合向けのセミナーで「マンション大規模修繕工事に必要な倫理」の講演を行いました。


同セミナーは、国交省近畿地方整備局、大阪市マンション管理支援機構、マンション管理センターの後援、関西分譲住宅仕上業協同組合協賛で開かれたもので、国交省近畿地方整備局の西村住宅整備課長が「最近のマンション政策について」でマンション管理に関するさまざまな情報についてご講演された後、私が昨年からにわかに国やマスメディア等で取り上がられるようになった悪質コンサルの利益相反行為の実態とその対策について講演し、最後に交流会、建築士、建築設計事業協同組合、管理組合、関西分譲住宅仕上業協同組合及び私らがパネリストとなって「適正で透明なマンション大規模修繕工事に求められるもの!」と題してパネルディスカッションを行いました。会場には193名もの多数の方々が詰めかけられ、満員盛況でした。


今回の講演は、基礎編の「RM契約・契約約款」です。この講座は、私が監修し共同で著作した日本リノベーション・マネジメント協会が発行した「マンション大規模修繕の業務約款・業務委託書・工事約款及び解説」(鹿島出版会)のうちのRM業務委託契約約款、業務委託書、及びRM細則の骨子をわかりやすく解説するものです。


今後もこのような大規模修繕工事に関する利益相反行為の是正、健全化に向けての動きが活発化することを期待します。

マンション管理組合、マンション住民のための特別セミナー(PDF 0.6MB)


2017.11.02 ホワイトファイルセミナーで講演を行いました。

今回で同セミナーでの講演は5回目です。


ホワイトファイルセミナーについては、2017.02.09の活動報告をご参照下さい。
また、ホワイトファイル事業やホワイトファイルセミナーの詳しい内容は下記をご覧下さい。
http://white-file.com/


今回の講演は、基礎編の「RM契約・契約約款」です。この講座は、私が監修し共同で著作した日本リノベーション・マネジメント協会が発行した「マンション大規模修繕の業務約款・業務委託書・工事約款及び解説」(鹿島出版会)のうちのRM業務委託契約約款、業務委託書、及びRM細則の骨子をわかりやすく解説するものです。


展開編の「建築マネジメントと法律」は、2018年5月10日に行います。


2017.09.14 阪急設計コンサルタントでコンプライアンス研修の講師をしました。

阪急設計コンサルタント株式会社(本社:大阪)において、「コンプライアンスと企業倫理」という演題で、建築に焦点を当てたコンプライアンスの研修を行いました。


阪急設計コンサルタント(HSC)は阪急阪神ホールディングス(HHHD)グループに属する建設コンサルタント、建築設計事務所で、主にグループの鉄道部門、物流部門、エンターテイメント部門の土木、建築、設備の設計や設計コンサルタントを行う会社です。


HHHD全体のコンプライアンスついては、既にその体制が構築され、グループ全体での研修やコンプライアンス・マニュアルなども作成されていますが、HSCではさらに建築分野に特化したコンプライアンスの徹底が必要であるとの認識の下で、今回の研修を実施することになりました。


コンプライアンス研修

当日は、HSCの社長をはじめとする役職員合計60名の方が参加されました。
研修は、①コンプライアンスの基本的な理解、②失敗の実例、③建築分野におけるコンプライアンスのクエスチョンに分け、全体で1時間程度の研修を行いました。
①では、コンプライアンスの意義、HHHD全体のコンプライアンスの確認といった基本的なところを押さえ、②で技術系分野の企業におけるコンプライアンス経営の失敗実例を紹介し、参加者に失敗の原因はどこにあったか、どの時点でどのように対応するべきであったかといった点を議論していただきました。③は、建築士の倫理教材や昨今問題となっている設計コンサルの利益相反行為を題材にしたクエスチョンを出題し、技術者である参加者に議論していただき、あるべき技術者のコンプライアンスや企業倫理を見つけだしていただきました。


昨今、国内だけでなく世界でも著名な日本企業の不祥事が相次ぎ、その社会的信用が大きく毀損されるばかりか、事業継続が困難なため経営危機に陥る例も少なくありません。その多くは、コンプライアンス経営が実践できていなかったことも原因しています。その意味で、今回HSCがHHHD全体のコンプライアンスに加えて、専門的分野におけるコンプライアンス研修を実施されたのは適切な対応であったと思います。

2017年9月14日 コンプライアンスと企業倫理(一部)(PDF 0.2MB)


2017.08.06 2017年度のCMガイドブック講習会の講師をしました。

一般社団法人日本コンストラクション・マネジメント協会(日本CM協会)では、毎年CMガイドブック講習会を開催しています。


関西では、去る7月30日と8月6日の2日の両日に渡って、計670分(約11時間)を使って、CMの概要、CMの業務体系、CM法律問題、問題解決手法について、実際にCM会社などに所属しCM業務に精通している講師が講習を行いました。
CM業務の内容を紹介する書籍としては日本CM協会が発行している「CMガイドブック〔改訂版〕」(相模書房)が大変充実しています。今回の講習もこれをテキストにしていました。


私は、2日目の「CM法律問題」を担当し、次のような話をしました。


まず、前半に基礎編としてCM契約とCMRの法的責任の概要を説明しました。CM契約は基本的に準委任契約であって請負契約ではありませんし、CMRの役割は本来発注者が担うべきプロジェクト全体のマネジメントを補完するところにありますが、この契約の基本的性格やCMRの役割をきちんと理解しないままCM契約を取り交わしている実例が多いようです。そうなるとCMRが受託した業務範囲があいまいになりますし、他の設計者、施工者、工事監理者といったプレーヤーとの役割分担や業務範囲との関係も不明瞭になってしまい、想定外のリーガルリスクを背負う結果につながりかねません。このようなリーガルリスクをヘッジするために最低限必要なCM契約の概論を説明しました。


後半には実践編として実際に問題になった2つのトラブル事例をあげてその問題点と解決手法を説明しました。ひとつは設計図書の設計ミスから追加工事費が発生したので、発注者がその設計ミスを防止できなかったのはCMRの責任であると言ってきたケースです。もうひとつはCMRが施工図の不備を指摘し参考図を示したところ、その参考図に沿った施工がなされた結果、設計図書と整合しない施工となったことからCMRの責任が問題になったケースです。いずれも、基礎編で説明した考え方をベースにした解決手法を用いて回答を説明しました。

2017年8月6日 CMの法律問題(一部)(PDF 0.3MB)


2017.05.27 RMAJ 2017年度第1回の倫理セミナーで講演しました。

去る5月27日に、(一社)日本リノベーション・マネジメント協会(RMAJ)が主催する本年度第1回の倫理セミナーが東京で開催され、下記の演題で講演しました。


       「マンション代金簿修繕工事に必要な倫理」
       今こそ求められるマンション大規模修繕工事の透明化とは何か!
       大規模修繕から不正行為を排除しよう!


内容は、スライド資料の2頁あるように、マンション大規模修繕工事の概要と工事の各段階において気になることをお話ししたうえ、近時国交省やメディアで取り上げられている管理会社、コンサルティング、工事業者の不正行為(談合、情実選考、リベート・キックバック等)の実態を紹介し、管理組合として不正行為排除に向けた具体的取り組み策を提言するものです。会場はほぼ満杯で、参加された多数の管理組合の方々からも活発が質問や意見が出され、充実したセミナーとなりました。


今後も同様のセミナーが福岡(6月17日)と大阪(7月8日)でも開催されますので、ご関心のある方はぜひご参加下さい。

マンション代金簿修繕工事に必要な倫理(PDF 0.3MB)


2017.05.09 RMAJ 倫理セミナーのご案内

本年度も、一般社団法人日本リノベーション・マネジメント協会(RMAJ)が主催する倫理セミナーが、東京、福岡、大阪で開催されます。
この倫理セミナーで取り上げるのは、近時において殊に明らかになってきたマンション大規模修繕工事における談合やリベートといった不正行為の実態を知り、それらを排除し、透明性の高い工事を実施することで、健全な大規模修繕を実施するためには、どのような点に注意すればよいのか、どのような方策を講じるべきかといった点です。
いずれも無料ですので、ご関心のある方はぜひご参加いただければと存じます。


東京 平成29年5月27日(土)13:30~16:30
   東京都中央区京橋1-6-1 三井住友海上テプコビル6階
   住宅あんしん保証株式会社 会議室
福岡 平成29年6月17日(土)13:30~16:30
   福岡市博多区吉塚本町9-15
   福岡県中小企業振興センター302号会議室
大阪 平成29年7月8日(土)13:30~16:30
   大阪市中央区北浜3-2-25 京阪淀屋橋ビル3F・4F
   AP大阪淀屋橋 南A会議室

RMAJ無料セミナー 2017 Vol.1(PDF 0.4MB)


2017.04.23 CMスクールで講演しました。

4月23日に、一般社団法人日本コンストラクション・マネジメント協会(CMAJ)が東京で主催するCM(コンストラクション・マネジメント)スクールで講師をしました。
このCMスクールは、既にコンストラクション・マネジャー(CMr)をしている方や、これからCM に取り組もうとする方を対象にして、CMの知識や技術を学ぶ場で、おそらくCMrの基本的な実務的スキルを身につけるには日本では最適のものと思います。


2016年度のスクールの内容は、次のようなものです。
 第1講座 CMrのためのプロジェクトフレームワーク演習
 第2講座 プログラミングとデザイン・マネジメント実践演習
 第3講座 実務者のためのコスト・マネジメント 
 第4講座 よくわかるCM業務提案術
 第5講座 CMrのための発注戦略と仮設工程計画
 第6講座 CMrのためのLCMと設備計画
 第7講座 使えるCMrの法的知識と契約管理術
 第8講座 CMrの人を動かすリーダーシップとコーチング演習


私は、第6講座のうちの後半の「CMrの法的責任」を担当しました。

2017年4月23日 CMrの法的責任(PDF 0.3MB)


CMスクールの詳細は、下記をご覧ください。
http://www.cmaj.org/index.php/2016-cm


残念ながら2016年度の講習は、5月28日(日)開催の第8講座のみとなっておりますが、その講座だけの受講もできますので、ご関心のある方は、お申し込みください。


2017.04.17 ホワイトファイルセミナー講演

ホワイトファイルセミナーで講演を行いました。


ホワイトファイルセミナーについては、2017.02.09の活動報告で述べたとおりです。
今回の講演は、展開編の「建築マネジメントと法律」です。基礎編の「RM契約・契約約款」と併せて、それぞれ2回開催しました。徐々にですが、私の講演を通じて、コンストラクション・マネジメントの手法を生かしたより発注者視線の建築プロジェクトが浸透していけばと思います。


当日で2016年度のホワイトファイルセミナーは終了しました。


2017年度も開講しますので、ご関心のある方は、ふるって受講していただければと思います。


2017.02.09 ホワイトファイルセミナーで講演を行いました。

2016年9月に国土交通省・一般財団法人建設業振興基金「地域建設産業活性化支援事業」におけるステップアップ支援事業として採択されたホワイトファイル事業〈※1)の「ホワイトファイルセミナー」が同年10月から始まっています。
このセミナーは、日本リノベーション・マネジメント協会と有限会社ビームスコンストラクションが連携して主催するもので、中小建設業者・専門工事業者・小規模設計事務所を対象に、オープンブック方式・CM/RM方式や経営を講習などで学ぶ場を提供するとともに、優良事業者のリスト化(ホワイトファイル)も目指しています。


ホワイトファイナルセミナー講演

私は、このセミナーで基礎編の「RM契約・契約約款」と展開編の「建築マネジメントと法律」の講習をしています。
「RM契約・契約約款」はリノベーション・マネジメント契約(RM契約)の基本的理解を日本リノベーション・マネジメント協会(RM協会)の契約モデルを使って修得することを目指した講習です。また、「建築マネジメントと法律」はコンストラクション・マネジメント(CM)におけるコンストラクション・マネジャー(CMr)の役割と法的責任をケーススタディーで学ぶ講習です。
セミナーの講習内容は多岐に渡っており、基本的な建築精算システムの概要を把握でき、かつ新しい建築手法であるCMやRMも修得できるものとなっています(※2)。

RM契約・契約約款(PDF 0.2MB)
建築マネジメントと法律(PDF 0.5MB)


※1 「ホワイトファイル事業」の概要については下記をご参照ください。
   http://white-file.com/
※2 「ホワイトファイルセミナー」の内容については下記をご参照ください。
   http://white-file.com/seminar


2017.02.07 マンション管理組合の方々へ

これまで何度かマンション大規模修繕における不正行為(談合、キックバック等)の問題を講演で取り上げてきました(本ページの平成27年10月24日講演「マンション大規模修繕に必要な倫理」ご参照)。
これは大規模修繕工事におけるコンサル(設計事務所)、管理会社等と施工会社間における不透明な資金のやりとり、それによって食い物にされる管理組合の問題を取り上げることによって、不正行為を撲滅し、より透明性の高い健全な大規模修繕を実施してもらおうという狙いからでした。


週刊ダイヤモンド

今般、このような不正行為問題が「週刊ダイヤモンド」(2017年 2/4 号 上げ下げマンション大調査)の下記の記事で取り上げられました。


「Part4 業者に騙されないマンション管理と大規模修繕」/「リベートから談合まで知られざる大規模修繕の闇」


ここでは、大規模修繕における設計コンサルや管理会社が主導あるいは関与する談合、設計コンサルや管理会社が工事業者から取るリベート、不公正な業者選定方法、設計コンサルの監理偽装、工事業者による設計コンサル幹部の接待などが取り上げられています。


また、本年1月27日には、国交省住宅局と土地・建設産業局が、下記をマンション管理センターなど4団体に通知しています。

国土交通省の通知(PDF 0.13MB)


こでは、実際に調査診断・設計等をしていたのは委託した設計コンサルではなく施工会社の社員であったケース、設計会社が施工会社の選定作業において候補者5社のうちの特定1社だけに少ない数量の工事内容を伝えることで見積金額を低く抑え、同社を内定させたケース、コンサルがバックマージンを支払う施工会社が受注できるように不適切な工作等を行ったケースが紹介されています。


以上、マンションの管理組合の方々にとってご参考になると思いますので、ご紹介致します。


2016.09.28 RM協会主催フォーラムのご案内

4月23日に大阪で、5月15日に東京で開催された、RM協会主催のフォーラムで行った講演「マンション大規模修繕に必要な倫理」が、日本リノベーション・マネジメント協会の季刊誌「リマージュ」のVol.7に掲載されました。

RM協会 季刊誌「リマージュ」Vol.7(PDF 2.6MB)


 名称:第2回 マンション大規模修繕に必要な倫理について
 日時:2016年10月15日(土)13:30~
 会場:東京都中央区京橋1-6-1 三井住友海上テプコビル6階
    住友あんしん保証(株)会議室
 主催:一般社団法人 日本リノベーション・マネジメント協会


2015.10.24 大阪と東京で管理組合向けRMAJフォーラムで講演を行いました。

2015管理組合向けRMAJフォーラム

10月12日に2015年第2回RMAJ関西支部フォーラムと、10月24日に2015年第2回RMAJ関東支部フォーラムで特別講演を行いました。


一般社団法人日本リノベーション・マネジメント協会(日本RM協会)では、2015年秋のフォーラムを関東支部と関西支部でそれぞれ4回に渡って開催しています。

ちなみに関東支部のフォーラムの内容は下記のパンフレットのとおりです。

「関東支部 管理組合向けRMAJフォーラム」ご案内(PDF 0.3MB)

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私は、第2回のフォーラムで日本RM協会の岡会長とともに認定マンション・リノベーション・マネジャー(CCRMJ)の倫理について講演を行いました。この第2回のフォーラムではCCRMJの資格を取得された方の資格者証授与式もあわせて行われました。CCRMJとはRM協会が認定したマンション大規模修繕工事に特化したコンストラクション・マネジャー(CMR)の資格です。
日本RM協会は本年7月に東京と大阪の会場で4日間、合計約24時間に及ぶマンション大規模修繕プロジェクトにおけるCMRの講習会を開催しましたが、その結果、本年度に71名の方がCCRMJに認定されました。
私の講演は、このCCRMJの倫理についてであり、具体的にはマンション大規模修繕プロジェクトにおいて横行しているといわれる談合その他の不正行為の実態と、その抑止、撲滅に向けてCCRMJが行わなければならない取り組みについて倫理面や法律面から説明し、加えてRM協会が押し進める価格開示方式の実践により、管理組合にとってベストな大規模修繕工事を実現しようというものです。
当日は、CCRMJの方以外に、管理組合の方、マンション管理技師の方、さらにはメディアの方なども参加され、RM協会が押し進める価格開示方式によるマンション大規模修繕が徐々に浸透してきているということを実感しました。

2015年10月24日 マンション大規模修繕に必要な倫理(一部)(PDF 0.3MB)


2015.08.02 2015年度のCMガイドブック講習会の講師をしました。

一般社団法人日本コンストラクション・マネジメント協会(日本CM協会)では、毎年CMガイドブック講習会を開催しています。


関西では、去る8月1日と2日の両日に渡って、計660分(11時間)を使って、CMの概要、CMの業務体系、CM法律問題、問題解決手法について、CM会社などに勤務するなどしてCM業務に精通している講師が講習を行いました。
CM業務の内容を紹介する書籍としては日本CM協会が発行している「CMガイドブック」(相模書房)が大変充実しています。今回の講習もこれをテキストにしていました。
私は、2日目の「CM法律問題」で、CMRの法的責任、CM契約概要を説明しました。 私が著作した「建築のプロが悩むCM法律問題Q&A」(大成出版)もテキストに加えて頂き、講習ではその中からトラブルの実例を挙げてCMRの法的な注意点を指摘しました。また、このガイドブック講習会で私が最も興味をかき立てられるのは最後に行われる「問題解決手法」です。これはCM業務を行ううえで実際に遭遇しそうなケースを取り上げ、CMRとしてどのようなマネジメントをしてゆくかをグループごとに提案させ、受講生全員で議論してゆくことでCMRとしての発想力、判断力を涵養させるといったものです。
今回のケースもなかなか面白く、私自身もCMRであればこの点を取り上げて、このようにマネジメントしてゆけばよいのではないかとあれこれ考え、後で受講生や講師の意見を聞くことでなるほどと思うことが多々ありました。

2015年7月14日 CMの法律問題(一部)(PDF 0.2MB)


2015.07.29 2015年度認定RMr養成講習で講師をしました。

7月14日と7月29日に、2015年度認定マンション・リノベーション・マネージャー養成講習で講師をしました。


一般社団法人日本リノベーション・マネジメント協会(日本RM協会)では、本年度よりマンション大規模修繕プロジェクトにおけるCM(コンストラクション・マネジメント)のプロフェッショナルを養成するため、マンション・リノベーション・マネージャー(RMr)養成講習を開催することになりました。
講習は大阪会場(7月14日)と東京会場(7月29日)でそれぞれ4日間、計1420分(約24時間)を使って、CM講習(CMの概要とフェースごとのCM業務内容、アットリスクCM)、マンション管理(大規模修繕、管理組合のプロジェクト運営、管理組合会計、コスト、長期修繕計画)、RM講習(RMの概要、Q&A、RM契約、設計監理・工事請負契約、工事標準仕様書、フェースごとのRM業務内容)に分けて、RM業務の知識、ノウハウ等を修得させるものです。

講習を受講して終了考査で合格すればRM協会が認定する認定RMRの資格を取得できます。


私は、3日目のRM講習でRM契約について、私が監修した「マンション大規模修繕の業務約款・業務委託書・工事約款及び同解説: 価格開示方式(RM方式)・設計監理方式・責任施工方式」(鹿島出版会)を使って講習を行いました。
受講生は大阪、東京を会わせて約70名ほどでした。
今後は、認定RMrの方が参画することで、よりよいマンション大規模修繕プロジェクトが遂行されてゆくことを期待します。

2015年7月14日 認定マンションRM養成講習(一部)(PDF 0.3MB)


2014.11.16 2014年度CMスクールで講演しました。

2014CMスクール講演

2012年度、2013年度に引き続き、2014年度も一般社団法人日本コンストラクション・マネジメント協会(日本CM協会)のCMスクールで講演しました。


2014年度のCMスクールは2014年10月に開講し、2015年5月まで、月1回のペースで計8講座が開講されることになっています。私が担当した第3講座は「CMrのリスクコントロール術」というもので、私は午後から「CMrの法的責任」について講演しました。


演題自体は昨年度と同じですが、受講生のほとんどが法務関係の方でないことから、第1部の座学ではCMrの基本的な法律関係をわかりやすく説明しました。第2部のワークショップは、実際に生起したCMの法律問題を取り上げて、グループ討論して頂き、検討結果を各グループ毎に発表してもらったうえで、私が解説をするという形式で行うものです。
今回はアットリスク型CMの問題点、マスタースケジュールにおける善管注意義務、設計段階の工事概算についての善管注意義務を取り上げました。これまでに比べ第1部での説明を簡潔で判りやすいものにした関係からか、ワークショップでの議論では考え方の基本的なところを理解できている受講生が多かったように思います。


2014.05.18 2013年度CMスクールで講演しました。

2013CMスクール講演

一般社団法人日本コンストラクション・マネジメント協会(日本CM協会)は、毎年CMスクールを開校しています。
2013年度のCMスクールは2013年9月から開講し、月1回のペースで計9講座を開講しました。私も、2014年5月18日に開講された第9講座「CMrのリスク管理術」の後半において「CMrの法的責任」について講演しました。


本年度のCMスクールは例年に増して受講者が集まり、私の講座の参加者は若干の欠席者がありましたものの26名でした。前年度と同様に、第1部でCMrの基本的な法律知識を紹介し、第2部のワークショップでは3問の仮想事例について受講者に議論してもらいました。5グループに分かれて、グループ毎に議論して頂き、検討結果を各グループ毎に発表してもらったうえで、私が解説をするという形式で行いました。
専門は建築等で法律には明るくない方々でしたが、それなりによく検討され、私が思いつかないような指摘があったのが新鮮でした。


2014.02.26 建築設計における著作権とCM

建設設計における著作権とCM

竹中工務店大阪本店において、一般社団法人日本コンストラクション・マネジメント協会関西支部法令部会主催による勉強会が開催され、弁護士・弁理士釜田佳孝が「建築設計における著作権とCM」と題して講演を行いました。


講演では、設計図書や建築物についての著作権の裁判例を紹介し、設計者における著作権の理解を深めるとともに、建築設計における知的財産権の活用を啓発し、最後にコンストラクション・マネ-ジャーとしては建築設計における著作権や知的財産権とどう取り組むかについて議論を行いました。

2014年2月26日 建築設計における著作権とCM(PDF 2.02MB)