本ページでは、講演に用いたPowerPointデータをPDFデータにして公開しております。
PDFデータをご覧になるためには、Adobe Readerが必要です。パソコンにインストールされていない方は、「Adobe Reader(無償)」のダウンロードし、インストロールしてご利用ください。

2017.08.06 2017年度のCMガイドブック講習会の講師をしました。

一般社団法人日本コンストラクション・マネジメント協会(日本CM協会)では、毎年CMガイドブック講習会を開催しています。


関西では、去る7月30日と8月6日の2日の両日に渡って、計670分(約11時間)を使って、CMの概要、CMの業務体系、CM法律問題、問題解決手法について、実際にCM会社などに所属しCM業務に精通している講師が講習を行いました。
CM業務の内容を紹介する書籍としては日本CM協会が発行している「CMガイドブック〔改訂版〕」(相模書房)が大変充実しています。今回の講習もこれをテキストにしていました。


私は、2日目の「CM法律問題」を担当し、次のような話をしました。


まず、前半に基礎編としてCM契約とCMRの法的責任の概要を説明しました。CM契約は基本的に準委任契約であって請負契約ではありませんし、CMRの役割は本来発注者が担うべきプロジェクト全体のマネジメントを補完するところにありますが、この契約の基本的性格やCMRの役割をきちんと理解しないままCM契約を取り交わしている実例が多いようです。そうなるとCMRが受託した業務範囲があいまいになりますし、他の設計者、施工者、工事監理者といったプレーヤーとの役割分担や業務範囲との関係も不明瞭になってしまい、想定外のリーガルリスクを背負う結果につながりかねません。このようなリーガルリスクをヘッジするために最低限必要なCM契約の概論を説明しました。


後半には実践編として実際に問題になった2つのトラブル事例をあげてその問題点と解決手法を説明しました。ひとつは設計図書の設計ミスから追加工事費が発生したので、発注者がその設計ミスを防止できなかったのはCMRの責任であると言ってきたケースです。もうひとつはCMRが施工図の不備を指摘し参考図を示したところ、その参考図に沿った施工がなされた結果、設計図書と整合しない施工となったことからCMRの責任が問題になったケースです。いずれも、基礎編で説明した考え方をベースにした解決手法を用いて回答を説明しました。

2017年8月6日 CMの法律問題(一部)(PDF 0.3MB)


2017.05.27 RMAJ 2017年度第1回の倫理セミナーで講演しました。

去る5月27日に、(一社)日本リノベーション・マネジメント協会(RMAJ)が主催する本年度第1回の倫理セミナーが東京で開催され、下記の演題で講演しました。


       「マンション代金簿修繕工事に必要な倫理」
       今こそ求められるマンション大規模修繕工事の透明化とは何か!
       大規模修繕から不正行為を排除しよう!


内容は、スライド資料の2頁あるように、マンション大規模修繕工事の概要と工事の各段階において気になることをお話ししたうえ、近時国交省やメディアで取り上げられている管理会社、コンサルティング、工事業者の不正行為(談合、情実選考、リベート・キックバック等)の実態を紹介し、管理組合として不正行為排除に向けた具体的取り組み策を提言するものです。会場はほぼ満杯で、参加された多数の管理組合の方々からも活発が質問や意見が出され、充実したセミナーとなりました。


今後も同様のセミナーが福岡(6月17日)と大阪(7月8日)でも開催されますので、ご関心のある方はぜひご参加下さい。

マンション代金簿修繕工事に必要な倫理(PDF 0.3MB)


2017.05.09 RMAJ 倫理セミナーのご案内

本年度も、一般社団法人日本リノベーション・マネジメント協会(RMAJ)が主催する倫理セミナーが、東京、福岡、大阪で開催されます。
この倫理セミナーで取り上げるのは、近時において殊に明らかになってきたマンション大規模修繕工事における談合やリベートといった不正行為の実態を知り、それらを排除し、透明性の高い工事を実施することで、健全な大規模修繕を実施するためには、どのような点に注意すればよいのか、どのような方策を講じるべきかといった点です。
いずれも無料ですので、ご関心のある方はぜひご参加いただければと存じます。


東京 平成29年5月27日(土)13:30~16:30
   東京都中央区京橋1-6-1 三井住友海上テプコビル6階
   住宅あんしん保証株式会社 会議室
福岡 平成29年6月17日(土)13:30~16:30
   福岡市博多区吉塚本町9-15
   福岡県中小企業振興センター302号会議室
大阪 平成29年7月8日(土)13:30~16:30
   大阪市中央区北浜3-2-25 京阪淀屋橋ビル3F・4F
   AP大阪淀屋橋 南A会議室

RMAJ無料セミナー 2017 Vol.1(PDF 0.4MB)


2017.04.23 CMスクールで講演しました。

4月23日に、一般社団法人日本コンストラクション・マネジメント協会(CMAJ)が東京で主催するCM(コンストラクション・マネジメント)スクールで講師をしました。
このCMスクールは、既にコンストラクション・マネジャー(CMr)をしている方や、これからCM に取り組もうとする方を対象にして、CMの知識や技術を学ぶ場で、おそらくCMrの基本的な実務的スキルを身につけるには日本では最適のものと思います。


2016年度のスクールの内容は、次のようなものです。
 第1講座 CMrのためのプロジェクトフレームワーク演習
 第2講座 プログラミングとデザイン・マネジメント実践演習
 第3講座 実務者のためのコスト・マネジメント 
 第4講座 よくわかるCM業務提案術
 第5講座 CMrのための発注戦略と仮設工程計画
 第6講座 CMrのためのLCMと設備計画
 第7講座 使えるCMrの法的知識と契約管理術
 第8講座 CMrの人を動かすリーダーシップとコーチング演習


私は、第6講座のうちの後半の「CMrの法的責任」を担当しました。

2017年4月23日 CMrの法的責任(PDF 0.3MB)


CMスクールの詳細は、下記をご覧ください。
http://www.cmaj.org/index.php/2016-cm


残念ながら2016年度の講習は、5月28日(日)開催の第8講座のみとなっておりますが、その講座だけの受講もできますので、ご関心のある方は、お申し込みください。


2017.04.17 ホワイトファイルセミナー講演

ホワイトファイルセミナーで講演を行いました。


ホワイトファイルセミナーについては、2017.02.09の活動報告で述べたとおりです。
今回の講演は、展開編の「建築マネジメントと法律」です。基礎編の「RM契約・契約約款」と併せて、それぞれ2回開催しました。徐々にですが、私の講演を通じて、コンストラクション・マネジメントの手法を生かしたより発注者視線の建築プロジェクトが浸透していけばと思います。


当日で2016年度のホワイトファイルセミナーは終了しました。


2017年度も開講しますので、ご関心のある方は、ふるって受講していただければと思います。


2017.02.09 ホワイトファイルセミナーで講演を行いました。

2016年9月に国土交通省・一般財団法人建設業振興基金「地域建設産業活性化支援事業」におけるステップアップ支援事業として採択されたホワイトファイル事業〈※1)の「ホワイトファイルセミナー」が同年10月から始まっています。
このセミナーは、日本リノベーション・マネジメント協会と有限会社ビームスコンストラクションが連携して主催するもので、中小建設業者・専門工事業者・小規模設計事務所を対象に、オープンブック方式・CM/RM方式や経営を講習などで学ぶ場を提供するとともに、優良事業者のリスト化(ホワイトファイル)も目指しています。


ホワイトファイナルセミナー講演

私は、このセミナーで基礎編の「RM契約・契約約款」と展開編の「建築マネジメントと法律」の講習をしています。
「RM契約・契約約款」はリノベーション・マネジメント契約(RM契約)の基本的理解を日本リノベーション・マネジメント協会(RM協会)の契約モデルを使って修得することを目指した講習です。また、「建築マネジメントと法律」はコンストラクション・マネジメント(CM)におけるコンストラクション・マネジャー(CMr)の役割と法的責任をケーススタディーで学ぶ講習です。
セミナーの講習内容は多岐に渡っており、基本的な建築精算システムの概要を把握でき、かつ新しい建築手法であるCMやRMも修得できるものとなっています(※2)。

RM契約・契約約款(PDF 0.2MB)
建築マネジメントと法律(PDF 0.5MB)


※1 「ホワイトファイル事業」の概要については下記をご参照ください。
   http://white-file.com/
※2 「ホワイトファイルセミナー」の内容については下記をご参照ください。
   http://white-file.com/seminar


2017.02.07 マンション管理組合の方々へ

これまで何度かマンション大規模修繕における不正行為(談合、キックバック等)の問題を講演で取り上げてきました(本ページの平成27年10月24日講演「マンション大規模修繕に必要な倫理」ご参照)。
これは大規模修繕工事におけるコンサル(設計事務所)、管理会社等と施工会社間における不透明な資金のやりとり、それによって食い物にされる管理組合の問題を取り上げることによって、不正行為を撲滅し、より透明性の高い健全な大規模修繕を実施してもらおうという狙いからでした。


週刊ダイヤモンド

今般、このような不正行為問題が「週刊ダイヤモンド」(2017年 2/4 号 上げ下げマンション大調査)の下記の記事で取り上げられました。


「Part4 業者に騙されないマンション管理と大規模修繕」/「リベートから談合まで知られざる大規模修繕の闇」


ここでは、大規模修繕における設計コンサルや管理会社が主導あるいは関与する談合、設計コンサルや管理会社が工事業者から取るリベート、不公正な業者選定方法、設計コンサルの監理偽装、工事業者による設計コンサル幹部の接待などが取り上げられています。


また、本年1月27日には、国交省住宅局と土地・建設産業局が、下記をマンション管理センターなど4団体に通知しています。

国土交通省の通知(PDF 0.13MB)


こでは、実際に調査診断・設計等をしていたのは委託した設計コンサルではなく施工会社の社員であったケース、設計会社が施工会社の選定作業において候補者5社のうちの特定1社だけに少ない数量の工事内容を伝えることで見積金額を低く抑え、同社を内定させたケース、コンサルがバックマージンを支払う施工会社が受注できるように不適切な工作等を行ったケースが紹介されています。


以上、マンションの管理組合の方々にとってご参考になると思いますので、ご紹介致します。


2016.09.28 RM協会主催フォーラムのご案内

4月23日に大阪で、5月15日に東京で開催された、RM協会主催のフォーラムで行った講演「マンション大規模修繕に必要な倫理」が、日本リノベーション・マネジメント協会の季刊誌「リマージュ」のVol.7に掲載されました。

RM協会 季刊誌「リマージュ」Vol.7(PDF 2.6MB)


 名称:第2回 マンション大規模修繕に必要な倫理について
 日時:2016年10月15日(土)13:30~
 会場:東京都中央区京橋1-6-1 三井住友海上テプコビル6階
    住友あんしん保証(株)会議室
 主催:一般社団法人 日本リノベーション・マネジメント協会


2015.10.24 大阪と東京で管理組合向けRMAJフォーラムで講演を行いました。

2015管理組合向けRMAJフォーラム

10月12日に2015年第2回RMAJ関西支部フォーラムと、10月24日に2015年第2回RMAJ関東支部フォーラムで特別講演を行いました。


一般社団法人日本リノベーション・マネジメント協会(日本RM協会)では、2015年秋のフォーラムを関東支部と関西支部でそれぞれ4回に渡って開催しています。

ちなみに関東支部のフォーラムの内容は下記のパンフレットのとおりです。

「関東支部 管理組合向けRMAJフォーラム」ご案内(PDF 0.3MB)

space

私は、第2回のフォーラムで日本RM協会の岡会長とともに認定マンション・リノベーション・マネジャー(CCRMJ)の倫理について講演を行いました。この第2回のフォーラムではCCRMJの資格を取得された方の資格者証授与式もあわせて行われました。CCRMJとはRM協会が認定したマンション大規模修繕工事に特化したコンストラクション・マネジャー(CMR)の資格です。
日本RM協会は本年7月に東京と大阪の会場で4日間、合計約24時間に及ぶマンション大規模修繕プロジェクトにおけるCMRの講習会を開催しましたが、その結果、本年度に71名の方がCCRMJに認定されました。
私の講演は、このCCRMJの倫理についてであり、具体的にはマンション大規模修繕プロジェクトにおいて横行しているといわれる談合その他の不正行為の実態と、その抑止、撲滅に向けてCCRMJが行わなければならない取り組みについて倫理面や法律面から説明し、加えてRM協会が押し進める価格開示方式の実践により、管理組合にとってベストな大規模修繕工事を実現しようというものです。
当日は、CCRMJの方以外に、管理組合の方、マンション管理技師の方、さらにはメディアの方なども参加され、RM協会が押し進める価格開示方式によるマンション大規模修繕が徐々に浸透してきているということを実感しました。

2015年10月24日 マンション大規模修繕に必要な倫理(一部)(PDF 0.3MB)


2015.08.02 2015年度のCMガイドブック講習会の講師をしました。

一般社団法人日本コンストラクション・マネジメント協会(日本CM協会)では、毎年CMガイドブック講習会を開催しています。


関西では、去る8月1日と2日の両日に渡って、計660分(11時間)を使って、CMの概要、CMの業務体系、CM法律問題、問題解決手法について、CM会社などに勤務するなどしてCM業務に精通している講師が講習を行いました。
CM業務の内容を紹介する書籍としては日本CM協会が発行している「CMガイドブック」(相模書房)が大変充実しています。今回の講習もこれをテキストにしていました。
私は、2日目の「CM法律問題」で、CMRの法的責任、CM契約概要を説明しました。 私が著作した「建築のプロが悩むCM法律問題Q&A」(大成出版)もテキストに加えて頂き、講習ではその中からトラブルの実例を挙げてCMRの法的な注意点を指摘しました。また、このガイドブック講習会で私が最も興味をかき立てられるのは最後に行われる「問題解決手法」です。これはCM業務を行ううえで実際に遭遇しそうなケースを取り上げ、CMRとしてどのようなマネジメントをしてゆくかをグループごとに提案させ、受講生全員で議論してゆくことでCMRとしての発想力、判断力を涵養させるといったものです。
今回のケースもなかなか面白く、私自身もCMRであればこの点を取り上げて、このようにマネジメントしてゆけばよいのではないかとあれこれ考え、後で受講生や講師の意見を聞くことでなるほどと思うことが多々ありました。

2015年7月14日 CMの法律問題(一部)(PDF 0.2MB)


2015.07.29 2015年度認定RMr養成講習で講師をしました。

7月14日と7月29日に、2015年度認定マンション・リノベーション・マネージャー養成講習で講師をしました。


一般社団法人日本リノベーション・マネジメント協会(日本RM協会)では、本年度よりマンション大規模修繕プロジェクトにおけるCM(コンストラクション・マネジメント)のプロフェッショナルを養成するため、マンション・リノベーション・マネージャー(RMr)養成講習を開催することになりました。
講習は大阪会場(7月14日)と東京会場(7月29日)でそれぞれ4日間、計1420分(約24時間)を使って、CM講習(CMの概要とフェースごとのCM業務内容、アットリスクCM)、マンション管理(大規模修繕、管理組合のプロジェクト運営、管理組合会計、コスト、長期修繕計画)、RM講習(RMの概要、Q&A、RM契約、設計監理・工事請負契約、工事標準仕様書、フェースごとのRM業務内容)に分けて、RM業務の知識、ノウハウ等を修得させるものです。

講習を受講して終了考査で合格すればRM協会が認定する認定RMRの資格を取得できます。


私は、3日目のRM講習でRM契約について、私が監修した「マンション大規模修繕の業務約款・業務委託書・工事約款及び同解説: 価格開示方式(RM方式)・設計監理方式・責任施工方式」(鹿島出版会)を使って講習を行いました。
受講生は大阪、東京を会わせて約70名ほどでした。
今後は、認定RMrの方が参画することで、よりよいマンション大規模修繕プロジェクトが遂行されてゆくことを期待します。

2015年7月14日 認定マンションRM養成講習(一部)(PDF 0.3MB)


2014.11.16 2014年度CMスクールで講演しました。

2014CMスクール講演

2012年度、2013年度に引き続き、2014年度も一般社団法人日本コンストラクション・マネジメント協会(日本CM協会)のCMスクールで講演しました。


2014年度のCMスクールは2014年10月に開講し、2015年5月まで、月1回のペースで計8講座が開講されることになっています。私が担当した第3講座は「CMrのリスクコントロール術」というもので、私は午後から「CMrの法的責任」について講演しました。


演題自体は昨年度と同じですが、受講生のほとんどが法務関係の方でないことから、第1部の座学ではCMrの基本的な法律関係をわかりやすく説明しました。第2部のワークショップは、実際に生起したCMの法律問題を取り上げて、グループ討論して頂き、検討結果を各グループ毎に発表してもらったうえで、私が解説をするという形式で行うものです。
今回はアットリスク型CMの問題点、マスタースケジュールにおける善管注意義務、設計段階の工事概算についての善管注意義務を取り上げました。これまでに比べ第1部での説明を簡潔で判りやすいものにした関係からか、ワークショップでの議論では考え方の基本的なところを理解できている受講生が多かったように思います。


2014.05.18 2013年度CMスクールで講演しました。

2013CMスクール講演

一般社団法人日本コンストラクション・マネジメント協会(日本CM協会)は、毎年CMスクールを開校しています。
2013年度のCMスクールは2013年9月から開講し、月1回のペースで計9講座を開講しました。私も、2014年5月18日に開講された第9講座「CMrのリスク管理術」の後半において「CMrの法的責任」について講演しました。


本年度のCMスクールは例年に増して受講者が集まり、私の講座の参加者は若干の欠席者がありましたものの26名でした。前年度と同様に、第1部でCMrの基本的な法律知識を紹介し、第2部のワークショップでは3問の仮想事例について受講者に議論してもらいました。5グループに分かれて、グループ毎に議論して頂き、検討結果を各グループ毎に発表してもらったうえで、私が解説をするという形式で行いました。
専門は建築等で法律には明るくない方々でしたが、それなりによく検討され、私が思いつかないような指摘があったのが新鮮でした。


2014.02.26 建築設計における著作権とCM

建設設計における著作権とCM

竹中工務店大阪本店において、一般社団法人日本コンストラクション・マネジメント協会関西支部法令部会主催による勉強会が開催され、弁護士・弁理士釜田佳孝が「建築設計における著作権とCM」と題して講演を行いました。


講演では、設計図書や建築物についての著作権の裁判例を紹介し、設計者における著作権の理解を深めるとともに、建築設計における知的財産権の活用を啓発し、最後にコンストラクション・マネ-ジャーとしては建築設計における著作権や知的財産権とどう取り組むかについて議論を行いました。

2014年2月26日 建築設計における著作権とCM(PDF 2.02MB)